ばっは51のビール歩き

ビールのあれこれ話します。

びあけんマスターズへの道 No.1 ~酵母

大きく出ました。
勉強がてら、ここに書いていきます。

No.1は、やはり「酵母」ですかね。
ビールの酵母は大きく分けて、ラガー酵母、エール酵母、野生酵母ですね。
今回はエール酵母とラガー酵母のことをちょっと書きます。

その前に、ビール酵母まとめ!

ビール酵母:サッカロマイセス属、球形から楕円形、5~10ミクロン、発酵性が強い。

 酸素がある時:糖分  →呼吸→ 炭酸ガス + 水

 酸素がない時:糖分  →発酵→ 炭酸ガス + アルコール 

 ※増殖にアミノ酸が必要。アミノ酸酵母の細胞内で別の成分に!

  →これを「発酵の副生成物」という。

<エール酵母
酵母名称:サッカロマイセス・セレビシエ
デンマークのHansen(ハンゼン)さんが1883年に純粋培養法に確立。
特徴:
上面発酵(発酵が進むと、酵母が浮いてくる)→浮遊性酵母
発酵温度は18~25度と高く、発酵期間は3~4日と短い。
熟成期間も短い(2週間ほど)
エールビールはいわゆるエステル香のフルーティーさが特徴。

<ラガー酵母
酵母名称:サッカロマイセス・カールスベルゲンシス
こちらもハンゼンさんが1908年に単離。
単離されたデンマークカールスバーグ醸造所にちなんで、名前が付けられた。
ラガー(Lager)はドイツ語で「貯蔵」という意味。
特徴:
下面発酵(発酵が進むと、酵母が沈んでくる)→凝集性酵母
発酵温度は、0~15度と低く、発行期間は7~10日と長い。
熟成期間も長い(1ヵ月ほど)
今まで日本でビールと言えばラガーでしたね。


デンマークのハンゼンさんはえらいですね。感謝です。

それでは、また。あでぃおーす。