ばっは51のビール歩き

ビールのあれこれ話します。

ビール歩き、2018年末にて思うこと

 今年もあと少しで終わりです。「平成」という元号もあと4か月です。

年末のテレビ番組なんかを見ていて、ふと自分の1年はどうだったのかって思った。

 

 思い返せば単にビールが好きで、宴会ではずっとビールを飲み続け、(枝豆必須!)

何となく今までの日本のビールに物足りなさを感じ、いろいろな種類のビールを飲んだり、ビール解説本のような本も読める範囲で読んでみた。それから、ありがたいことに、比較的近くにもブルーパブができてきて、オリジナルのビールをいただく機会も増えた。 

改めて思うこと

・ビールの世界は広い。レシピは無限。ビールは今もものすごい勢いで進化している。

・多くの種類を沢山飲みたいが、使えるお金も限られているし、健康にも気を使わないと。。

・マッシング時の甘い香りはたまらない。(笑)

・日本の酒税法への不信感

というところ。

 このブログでは、ビールの素晴らしさや奥深さを伝えることができたらと思い書いてきたが、改めて書いてみると(書こうとすると)難しさにぶつかることが多いなと思う。

例えば、スタイルのこと。スタイルのことを書こうとすると、考えれば考えるほど分類するのが難しいなと思います。地域、IBU、SRM、ABV、酵母やホップの種類、、、ビールのスタイルはいろいろなことが複雑に関係していてまとめるのが難しい。。

最近読んでいるティム・ウェブ氏&ステファン・ボーモント氏著の「世界のビール図鑑」では、民族度、古典派度、過激度、アルコール度、個性、歴史的影響、原産国、という切り口で各ビールのスタイルを考察している。新しいまとめ方でいいなと思う反面、複雑だと思わざる得ない。

 自分なりにお金をつぎ込んで好きでビールを飲んできたが、使えるお金は限られている。その中で、今自分が何を飲みたいかを気負うことなく決めて飲んでいるが、やはりスタイルが偏っているなと思う。(それが悪いとは思わないが)それに、本当は毎日好きなだけ飲みたい気持ちもあるが、体調にも影響が出るし、健康を害しては本末転倒でなので、問題無い範囲でやるしかない。

 今年、近くのブルーパブの方にお願いして、初めて仕込工程を一通り見させていただいた。レシピ作りから、原料の計量、粉砕、水の調整、マッシング、スパージング、煮沸、、、結構な重労働だ。しかも、仕込中にやっていることは、ほとんど衛生管理。地道な作業だ。でも、仕込工程を見て改めて自分でもやりたいと思った。これで美味しいビールが作れるんだと実感できたからだ。マッシング中のあの甘い香りは本当たまらないです。(笑)

 それから、いろいろ調べれば調べるほど、日本の酒税法への不信感がつのります。

なぜビールにこんなに高い税率をかける必要があるのか。なぜ自家醸造はABV1%以上のものは禁止しているのか。まぁ、おかみに逆らうつもりはないので従いますが。でも税金については今年の法改正で段階的に緩和(ビールとしては減税)になると定められたので、ちょっと嬉しい。逆にビールの範囲が広がってしまい、小規模のビール醸造がやりにくくなるのはどうかと思います。

 

 来年の抱負としては、もう少し飲むスタイルを広げようかと思います。特にベルギー。今まではアメリカン・ペールエールなど、ホッピーなものを中心に飲んできたが、ランビックをはじめとする奥深いベルギーのビールも飲みたいなと。値段は高いですが、それなりの醸造工程なので高いのも仕方ないかな。。

それからホームブルーイングを始めたいと思っています。恐らく、アドバンストブルーイングさんにお世話になるとは思いますがね。

 

それでは皆様、良いお年を。