ばっは51のビール歩き

ビールのあれこれ話します。

ビアジャッジング勉強会 参加してきました。

近い将来の目標である、ビアジャッジへの道。
ビアジャッジ小嶋徹也さん声掛けによる、ビアジャッジ勉強会に参加してきました。
(緊張のあまり、写真を撮るのを忘れました。。)
 
現役のビアジャッジの方が多く集まった中に初心者の私も入れていただき、
非常に有意義な体験ができました。
 
総勢18名(+ 盛田金しゃちの山口さん)の参加者で、それを3グループに分け、
それぞれのグループでキャプテンを決め、その方の進行で各グループのジャッジを進めていきました。

今回は4フライト(4銘柄)をビアスタイル・ガイドラインに対してジャッジするという内容。
4つのスタイルは、
・No.59 : ベルジャンスタイル・ヴィットビール
・No.45A: ミュンヒナースタイル・デュンケル
・No.93 : アメリカンスタイル・インディア・ペールエールIPA
・No.46B: ジャーマンスタイル・シュバルツビア

というもの。
各テーブルにスコアシートとジャッジ対象のビールが配布されると、
キャプテンのリードで、まずはガイドラインの読み合わせを行い、各人のテイストを開始。
5分くらいで、それぞれスコアシートに記入後、グループ内で結果を共有します。
1サイクルが大体20~25分程度ですね。
判断する内容は、
・アロマ(モルト、ホップ、その他)
・外観印象(色、透明度、泡もち)
・フレーバー(モルト、ホップ、状態、アフターテイスト、バランス、その他)
・ボディ
・全体印象
で、それぞれ点数割り当てがあり、最後の全体印象以外は、
ガイドラインに照らし合わせて問題無ければ満点、何か問題あれば減点していきます。
最後の全体印象は5点が普通で、何かあればマイナスし、魅力的であればプラスします。(通常は4~6点の間くらい)
グループ内での結果共有後、話し合いでグループとしての判断(点と理由)を決めます。
その結果を、各グループ間で共有する、とう感じでした。
最後に銘柄の種明かしがあって、「あーー、それかー!」みたいな声が、いろいろ飛び交う。
判断した合計点が45点を以上となったら、品評会で金賞を取れるレベルのようです。
 
参加してみて本当に収穫はが多く、いろいろな勘所をつかめ非常に勉強になりました。
自分が感じれていない部分であったり、感じているけどそれが何なのか説明できなかったり、その感じたものが、どのような醸造工程またはその後の管理の何が原因なのか全く説明できなかったりと、課題は山積み。
でも、自分の位置が確認でき、今後、どのようなことを勉強していけばいいか、おぼろげながら分かった気がしました。
醸造経験があると、有利だなとは思いますが、そうでなくても経験を積めば大丈夫かな、とも思えました。
 
あとは、ジャッジをする上での心構えや出品者へのフィードバックの大事さを教えていただき、はっとさせられましたね。
なかなか書ききれませんが、大体そんなところです。
 
 
この後、盛田金しゃちの工場長である山口さんをゲストスピーカーにお迎えし、
盛田家のこと、赤味噌ラガーの生い立ち、消えていった銘柄のこと、これからのこと、様々なことを伺いました。
赤味噌ラガー、ヴァイツェンピルスナーをいただきながら和気あいあいとした雰囲気の中、楽しい時間を過ごせました。

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左から、名古屋赤味噌ラガー、ピルスナーヴァイツェン
長くなりました。
今日はこの辺で。