11/7(日)に開催された日本ビール検定1級を受験してきたので雑感を書いてみたい。
試験について
試験は60分で61問の出題。4択問題が40問、記述問題が20問、論述問題が1問。
CBTなので全てパソコン上で試験が行われた。
試験会場のチェックはなかなか厳しかった。持ち物の持ち込みは基本的に認められなかった。全て指定されたロッカーに入れるように指示があり、スマホの持ち込みなどはもちろん、腕時計もNGであった。さらに自分は眼鏡をしていたが、眼鏡を外して裏をチェックされた。。そこまでやるか、、といった感じだ。
選択問題
選択問題は4択で簡単だと油断しがちだが、かなりの難問が出ていた。
公式テキストやビールの図鑑に記載されている内容はもちろんだが、その記載の背景や関連したより深い知識が問われるということを改めて実感。用語を覚えているだけではダメで、その用語に関連する内容をテキスト以外のソースにアクセスして自ら調べることが求められる。例えば、ビールに関連する団体がいくつかテキストにはあるが、その団体が具体的に今どのような活動をしているかを把握しておくなどだ。
歴史や統計の数字を覚えるは結構大変で自分も苦手としているところ。対策としては、最低限、統計だったら傾向、歴史だったら前後関係や流れを覚えておけば解ける問題もある。
時事ネタもそれなりに出題されるので、ビール関連のニュースは確認しておくことが大事だ。例えば、ある地域特有なニュースがあったとすると、その地域にどんなブルワリーがあるのか、そのブルワリーはどんな特徴があるか、など。
それから、基本的なことだが、問題文を読む時に読み飛ばしたり早合点せず、慎重に確認することが大事。しっかり読むことで自ずと答えが出る場合もある。
記述問題
記述問題では、記述方法が明示されている場合があって、それがヒントになったりする。例えば、「( )に入る適切な言葉を漢字2文字で記せ」とあった場合、その( )部分の内容について、漢字2文字の言葉を推測することで回答が導き出せることがある。
論述問題
論述問題は、びあけんの受験勉強をしていて、普段ビールを飲みながら友人などとビール談義をしているなら、容易に書けると思う。
但し、文章を書くのが苦手な人は、過去に出されたお題で一度試しに書いてみることをお勧めしたい。
その他
CBT特有の課題としては、文字変換の仕方に落とし穴があった。今回自分が手間取ってしまった理由は、普段自分が使用していない文字変換方法でしか入力できなかったからだ。この辺は事前に確認できると良心的ではないかと感じた。
最後に、ご存じ、端田晶さんの動向は要チェックですね。
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自己採点の結果、今回は合格していないことは明らかなので、自分に対しての戒めで肝に銘じるために書いてみた。とは言え、好きなビールを飲んで楽しみながら、より知識を深めていきたいと思う。
皆さん、来年も頑張りましょう。