ばっは51のビール歩き

ビールのあれこれ話します。

訪問記20 森鴎外記念館、谷中ビアホール ~千駄木、谷中

なんで森鴎外記念館?と思ったでしょうか?
実は、今、千駄木にある森鴎外記念館で「文学とビール」というタイトルで企画展を開催しています。

森鴎外は「高瀬舟」や「舞姫」で知られていますが、ビールという切り口では、「ビールの利尿作用について」という研究を、自らが被験者となって行っていました。また、ドイツ留学時、オクトーバーフェストやホフブロイハウスでビールを楽しんでいたことが記録に残っています。

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企画展示の一つの見ものとして、鴎外がドイツ留学している時にドイツ軍医監のロート氏から誕生日祝いとして贈られた炻器(せっき)のシュタインが展示されています。
シュタインとは蓋付きのビールジョッキのことですね。ハエが入らないように蓋を付けた、と言われています。

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それから、江戸時代から現代にかけてのビールにまつわる歴史年表も展示されていたり、資料のスライド上映なんかも行われていて、ビール好きにとっては大変有意義で楽しい企画展ですね。

記念館もとても奇麗で、ゆっくり見られていいですね。
もともと森鴎外の住まいだったところに記念館を建てていますが、住まいだったころの面影として、敷地内に大きな銀杏の木があり、今でも記念館の3Fからゆっくり眺めることができます。

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夏のひと時を過ごすにはいいところです。団子坂の急さには閉口しますが。。

それから、この企画展に合わせて記念のビールを作ったそうです。モリキネビール。
森鴎外の故郷である島根の石見麦酒での醸造です。こちらもお見逃しなく。

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で、せっかくなので、谷中まで足を延ばし、谷中ビアホールに寄りました。
古民家をリノベして営業されています。

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谷中シリーズをフライトでいただきました。(120mlずつ)

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で、その後、好みだった谷中ビターをもう一杯。

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佃煮のせ冷や奴。絶品でした♪

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また、来たいですね。

 

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