ビアジャーナリストの小暮さんが企画してくれたイベント「Beer Dialogue」。
福生の石川酒造さんで開催されました。(やっと書けました。)
こんなワクワクするイベントは久しぶりです♪ 行ってきました~。
イベントでもないと、なかなか石川酒造さんまで行かないので、一石二鳥な企画です。
石川酒造さんにあるビール資料館も見学したので、その内容は後日。
で、なぜ今回このような企画を開催したかは、小暮さんがfacebookなどで書いてますので、私は書きたいことを思います。
会場は、石川酒造さんの向蔵ビール工房の2Fでした。
なにはともあれ、まずはウェルカムビール。石川酒造さんのシングルホップウィートをいただきました。おーー、ウィートって甘いイメージがありますが、これなかなかスパルタンなウィートですね。
これTOKYO BLUES(石川酒造)の第3弾のやつみたいですね。なかなかいけてます。
当日は三部構成で、第一部はブルワリーどうしのお話し合い。
参加されたのは、
写真左から
・石川酒造 清水秀晃氏
・SPRING VALLY REWERY 田山智広氏
・いわて蔵ビール 佐藤航氏
・松江ビアへるん 矢野学氏
・Innovative Brewer 新井健司氏
・さかづきBrewing 金山尚子氏
といった、そうそうたるメンバーでした。
第一部のお題は、「クラフトビールとは?」「ジャパニーズスタイルは発信できるか」「クラフトビールのすそ野を広げるには」
金山氏の「クラフトビールとは作り手の顔を見えるビールって言ってます」は、すとーんと落ちた。いい表現だなぁ。
日本発信のスタイルってできないのか、というお題には、ホップがキーではないか、とか、テロワール、日本食のとの相性、出汁などの使い方にキーワードを見つけました。
すそ野を広げるについては、SVBの田山さんが、「産業としてもっと成長させないと」と力強いお話しがありました。そのためには、日本人は食事との組み合わせは必須と思うので、食事の中にいかにビールを入れていくか、ということでした。
SVBさんは、すでにいろいろ実験されているので、これからも楽しみですね。タップマルシェの展開も注目です。
びあへるんさんは、ご存じ「おろち」を作っているので、お酒(日本酒)といかにコラボしていくか、みたいな感じでした。日本酒は日本食に合うので、
おのずと、日本食に合うビールができるのではないかと。
第二部は、参加者からの質問にブルワーさんが答えてくれる質問タイム♪
僭越ながら、私も質問させていただきました。それも答えにくい質問。日本の酒税法について。自家醸造は禁止されているが、どう思うか、と。
あまり明確なお話しは無かったように思いますが、ある程度の品質を保つには必要ではないか、とか、ビール作るのは大変だよ、みたいな意見だったかな。自家醸造すると、ブルワーの気持ちがわかって、高いと思っていたクラフトビールも妥当な値段だと思ってくれるかも、という意見もあったかな。
それ以外の質問は、JBJAチャネルで!
とか、言ってるうちに、各ブルワーさんが持ってきたビールは1樽ずつなので、人気があるのから無くなる。
絶対飲みたかった、ソラチエースとさかづきさんの風月ペールエール。まずは注文。
ソラチエース。これ、すっごい特徴があるホップですね。乳酸的な爽やかさがある感じ。こんなの飲んだことない。好きな人と、そうでない人ではっきり分かれるかもしれないですね。結構くせがあります。さかづきさんの風月ペールエール。う~ん、これまた面白い。イングリッシュのペールエールの灰汁(あく)を取ってほのかにした感じ。これでいいんだろうか。。と思ってしまった。
そうこうしてるうちに、第三部に。第三部はとにかく飲んで交流しましょう、ということでした。
ここで小暮さんと、司会をやっていただいた日本ビアジャーナリスト協会副代表の野田さん(本も買いました!)と名刺交換できたので嬉しい。
野田さんには、バッハのお勧めの曲を宣伝。聞いてくれたかな無伴奏。
SVBの京ゆずスパークリングもいただきました。一言「ゆず」です。私はDaydreamの方が好き♪あー、他にも飲んだけど、もう忘れてしもた。
で、どんどん打ち抜かれ、石川酒造さんのビールがいろいろ繋がれてました。でも、もう飲めない。ケルシュは何とか飲んだけど。
おつまみもいろいろ出てきて、良かった~。
あっという間のひと時でした。余韻を残したまま、歩きの拝島駅に向かうのでした。
JBJAのYoutubeチャンネルで、今回の模様をリポートしているので、よろしければ、こちらもどうぞ。
(前編、後編あります♪)