ばっは51のビール歩き

ビールのあれこれ話します。

クラフトサイダー飲み比べ ~和泉ブルワリー

皆さん、果実酒と言えば何を思い浮かべるでしょうか?
やはりワインですかね。
最近日本でもサイダーが密かなブームになりつつあるのはご存じでしょうか?
サイダーって、昭和な方は三ツ矢サイダーを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、
ここで言うサイダーは「Cider」で、「シードル」と言った方が感覚的には合うかもしれませんね。要はリンゴを原料として発酵させたお酒です。
 
近年いわゆるクラフトサイダーが盛り上がって来ていますが、
日本では、輸入がほとんどでした。
しかし最近日本でも、小さなサイダリー(サイダーの醸造所)が増えてきています。
 
かなり昔にスペインで飲んだシドラの美味しさに衝撃を受け、
それ以来ずっと気になっていたサイダーですが、今回、今をときめくサイダー達の飲み比べができるという機会に恵まれたので参加してきました。
場所は狛江の和泉ブルワリーです。

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当日は「inCiderJapan」のリー・リーブ氏を講師にお迎えし、お話しを伺いながら、
10種類のサイダーをいただきました。

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国としては、オーストラリア、ニュージーランド、フランス、日本、アメリカでした。
ドライなものから、フルーティーなもの、スパイシーなものと様々でした。
私はドライなものが好きなのですが、リンゴ感をしっかり感じられるフルーティーなものも美味しいな、と再認識しました。
 
しかし、今回の発見は、「ホップサイダー」です。

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BANTAMのBuzzwig。ニューイングランドのリンゴに、アマリロ、モザイク、センテニアルホップを入れて醸造。無濾過でHazy。
ビアギークならご存じかもしれませんね。仕込み時にホップを入れて醸造するサイダーです。アメリカのサイダリーで醸造している、まだ日本未上陸のホップサイダーをテイストできました。
いや~、これ、やばいですね。 旨い! ビール好きにはたまらんと思います。
これ、今年の夏くらいから輸入開始するそうなので、見つけたら飲んでみてください。
 
リー氏は、日本のサイダー市場は今後凄い勢いで伸びると予測してます。
サイダーで大事なのは、テロワールとかローカルというキーワードをあげていました。
ちょっとワインに近い感じで、その土地土地のリンゴを、その土地の野生酵母醸造して特徴を出す。
日本には美味しいリンゴの産地が沢山あるので、その土地土地のサイダリーができるといいな。楽しみですね♪
 
これからビールだけでなく、サイダーについても書いていこうと思います。
 
では、ごきげんよう